スポンサーリンク

マメや水ぶくれを防ぐ靴下は?『靴ズレしない』ソックス3選

『靴ズレ予防ソックス・靴ズレしない靴下』イメージ01

ちょくちょくこのブログで触れていますが、私は散歩やウォーキングを趣味にしています。はじめたばかりの頃は体力や装備が伴わず、わずか6kmで音を上げていましたが、今では20km前後のロングウォークでも、楽しみながら歩くことが出来ています。

ウォーキングを続けていると自然に体力がつき、歩く距離もどんどん伸びていくのですが、それに伴って足にできる靴ズレに悩まされるようになりました。

靴ズレによる擦り傷やブリスターと呼ばれるマメや水ぶくれを予防するには、まずは靴のサイズを見直してみるのが一般的な方法ですが、実際はそれだけでは不十分な場合が殆どです。

たとえ足当たりが良く自分の足に完璧にフィットした靴を履いたとしても、水分・熱・摩擦といった靴ズレの原因となる3つの要素を排除できなければ、マメや水ぶくれなどのブリスターは防ぎきれません。

通気性が高くサイズの合った靴を使うのは勿論のこと、加えて今回紹介する靴ズレ防止ソックスを併用することで靴ズレやブリスターが出来ずらくなり、ランニングやウォーキング、マラソンや登山などの足を酷使するアクティビティで、痛みや不安を感じる事がグッと少なくなります。

因みに、私は以前このブログで記事にしたゴアテックスサラウンドやクライマクールといった、靴底からも通気するタイプのスポーツシューズと靴ズレ防止ソックスを併用しています。

この組み合わせは本当に優秀で、ウォーキング程度の運動強度では余程コンディションが悪くない限り滅多に靴ズレを起しません。

本当?足蒸れ・靴ずれしない"ゴアテックスサラウンド"の凄さ
靴ずれの多くはサイズの合わない靴が原因ですが、その他に"足の蒸れ"も主な原因になります。靴ずれの予防には蒸れない靴を選ぶ事が重要で、特にオススメなのが通気性に優れたGORETEX SURROUND(ゴアテックスサラウンド)採用の革靴やトレッキング・ウォーキングシューズです。

靴ズレしない靴下・靴ズレ防止ソックスの選び方は?

『靴ズレ予防ソックス・靴ズレしない靴下』イメージ02

おすすめの靴ズレ防止ソックスを紹介する前に、靴下選びのポイントについて少し触れておきます。私の経験に基づいた話なので、必ずしもすべての方の参考にな訳ではありませんが、私は以下のような条件を重視して選んでいます。

【1】靴下丈の選択肢が豊富である

【2】派手な色やロゴマークが控えめで使いやすい

【3】速乾性が高くても薄すぎるのはNG

【4】実用的な耐久性を備えている

【5】足裏に滑り止めが付いていない

【1】の靴下丈については、オールシーズン使用する私にとってローカットのスニーカーからハイカットのブーツまで合わせられる靴下丈を選べた方が都合が良いと言うのが理由です。

【2】については意見が分かれると思いますが、日常生活とスポーツとの境目が曖昧な私にとって、カジュアルな服装に合わせやすい方が便利だからです、本格的なスポーツをするときにしか使用しない方なら、特に重視する必要は無い条件ですね。

【3】と【4】は靴ズレ防止ソックスの機能性に関わる部分で、化繊素材の薄い靴下は速乾性が高く確かに蒸れずらいのですが、代償として耐久性やクッション性を損なっている事が多いからです。

【5】の滑り止めの有無については、マラソンやランニングに使用するなら考慮に入れたい機能ですが、足裏に接着させたシリコンやゴム製の滑り止めが汗抜けを邪魔してしまう事が多く、加えて作りが雑だと滑り止め自体が足裏を刺激してブリスターの原因になる事がよくあるからです。

個人的に靴ズレ防止ソックスに求める条件はこんな感じですが、意外に難しいのが【2】です。スポーツウェアの大半が普段使いにそぐわない派手でロゴまみれなデザインですから、靴下といえども例外ではありません。特にローカットの靴との相性が悪く、もう少しシンプルで丈の短い製品があれば…と感じる事が多いですね。

前置きが長くなりましたが、これらの条件を満たし機能性にも優れた靴ズレ防止ソックスを幾つか紹介していきます。

WRIGHTSOCK/ライトソック

『靴ズレ予防ソックス・靴ズレしない靴下』イメージ03

各スポーツに対応したサポートソックスなら、他にも有名処が沢山ありますが『靴ズレしない』『靴ズレしづらい』という条件で靴下を探すと、まず最初に辿り着くのがこの“WRIGHTSOCK/ライトソック”だと思います。

アメリカ発の靴ズレ防止ソックスで国内でもかなり有名な製品です。靴ズレを予防するには靴下を2枚履きするテクニックが古くから知られていますが、それをそのまま製品したのがこのライトソックです。

ダブルレイヤーソックスと呼ばれる、ハイテク繊維を使った二重構造の靴下でインナー側の繊維には通気性を妨げる染料を一切使用していないなど、細部までこだわりを持って作られています。

ライトソックはライトウエイトの“CoolMesh II/クールメッシュ2”、ミッドウエイトの“STRIDE/ストライド”、クッションタイプの“FUEL/フューエル”の三種類に大別され、靴下丈はTab・Lo・Quarter・Crew・Otcの五種類があります。

二重構造になった化繊素材が前述した水分・熱・摩擦といった靴ズレの原因となる3つの要素を軽減してくれるのは勿論ですが、三種類のウエイト(厚さ)から自分の用途に必要なものを選び、あとは靴下丈を選ぶだけといった、初見でもわかりやすいシンプルなラインナップに好感が持てます。

ラインナップの中では”CoolMesh II/クールメッシュ2″のTabタイプやLoタイプの使い勝手が良く、短めの靴下丈はローカット靴やスニーカと相性が良いです、比較的シンプルな見た目で模様やロゴは外に露出し無い作りになっているので、地味目のカラーを選べばカジュアルな服装にも合わせやすいです。

サイズはS・M・Lの三種類で足長が21.5~29.5cmくらいまでの方に対応しています。

drymax /ドライマックス

『靴ズレ予防ソックス・靴ズレしない靴下』イメージ04

ライトソックの対抗馬となりそうなのが、こちらの“drymax /ドライマックス”です。ランニングやマラソン、登山や自転車、トレイルランニング用まで20種類以上と豊富なラインナップがあるものの、ライトソックと比べると初見でのわかりづらさが際立ちます。

ドライマックスには一般的な化学繊維の25倍ドライに保てる独自開発の繊維が使われ、耐久性にも優れています。また、全てではありませんがライトソックと同様の二重構造を採用したモデルが一部存在しています。靴下丈はクルー・1/4クルー・ミニクルー・タブの四種類があり、クルーが最長でタブが最短です。

ライトソックと比べて、アースカラーを主体とした製品が多くカジュアルにも使えそうな印象がありますが、残念なことにロゴマークがリブ部分にプリントされた製品が多く、カジュアルで使うにはロゴマークの目立たない製品を選ぶが、リブが露出しないハイカットの靴と合わせる必要があります。

カジュアルや普段使いには不向きなドライマックスですが、ライトソックよりも耐久性と速乾性に優れる印象です。私は“Trail Running Turndown/トレイルランニング・ターンダウン”とショート丈の”Run Mini Crew/ラン ミニクルー”を使用していますが、3年間使い続けても未だに穴一つ空いていません。速乾性もかなりのもので、帰宅後に靴下に触れても手触りがドライなままな事が多いです。

個人的に一押しなのが巷の評価も高い”Trail Running Turndown/トレイルランニング・ターンダウン”で、このモデルはライトソックと同じ二重構造になっています。足裏のクッション性と速乾性に優れ、この靴下を使い始めてからは靴ズレやブリスターが激減しました。

サイズはS・M・Lの三種類で足長が22~28.5cmくらいまでの方に対応しています。

finetrack/ファイントラック

『靴ズレ予防ソックス・靴ズレしない靴下』イメージ05

最後の紹介するのが国産ブランド“finetrack/ファイントラック”のスキンメッシュソックスです。以前にこのブログで汗冷えしづらい防寒インナーについて記事にしたことがあり、その時に紹介したスキンメッシュインナーの靴下版がこの製品です。

ヒートテックじゃダメ?汗冷えしづらい防寒インナーの選び方

薄くてあたたかいインナーとして人気のヒートテックですが、汗冷えしやすいという欠点がありウインタースポーツには不向きです。各社から発売されている機能性インナーの中から、速乾性が高くてあたたかいオススメの汗冷え防止インナーを幾つか紹介します。

スキンメッシュインナーと同様にメッシュ状の生地には強力な撥水機能が備わっていて、汗をかいても汗の濡れ戻りが起きない仕組みになっています。この靴下は使い方が特殊で単体では使用せず、他の靴下を併用する重ね履きが基本的な使い方になります。

靴ズレ対策と足冷え対策に効果的な水分処理に特化した製品で、摩擦の軽減やクッション性は重ね履きすることで補います。通常タイプと五本指タイプの二種類があり、それぞれに標準丈のレギュラーとショート丈のクルーがラインナップされています。

シースルー気味の頼りない見た目なので耐久性に不安を感じますが、足先や踵はメッシュ状になっておらず、厚手靴下と重ね履きすれば結構普通に使えます。

このスキンメッシュソックスさえ履いていれば、アウターに好きな靴下を使える強みがあり、登山ならメリノウール製の靴下、ランニングなら速乾性に優れた化学繊維製の靴下など、用途によって自由な組合わせが選べるのが最大の利点でしょうか。

サイズはXS・S・M・Lの四種類で足長が22~28cmくらいまでの方に対応しています。因みに、五本指タイプよりも通常タイプの方が足当たりが良く、縫製の質も高いです。

まとめ

靴ズレしない靴下、靴ズレ防止ソックスについて評価の高い製品を幾つか紹介してみましたが、ランニングや普段使いになら”ライトソック”、ウォーキングや登山になら”ドライマックス”、汎用性を重視するなら”スキンメッシュソックス”を選ぶことになるでしょうか?

今回紹介した靴ズレ防止ソックスを使用し、さらにゴアテックスサラウンドの靴を併用したとしても靴ズレを完璧に予防できる訳ではありませんが、頻度が激減するのは確かです。

スポーツに限らず旅先で靴ズレを起し、折角の行楽が台無しになってしまうのは避けたいので、これらの装備の他にREGUARD/リガードの スキンケアー”やSpenco /スペンコの“セカンドスキン”など、靴ズレやブリスターの保護や予防に役立つパッチを携帯しましょう。傷口に貼っても剥がれづらく、痛みも軽減されるので、私も何度か助けられました。

管理人からのお知らせ

・当ブログは無許可での転載や引用、外部サイトでのリンク、URLやその一部の掲載、これらの行為を禁じております。ご希望の際は必ず事前に『お問い合わせ』にてご連格下さい。

・当ブログはAmazonアソシエイトを含む、アフィリエイトプログラムにより収入を得ています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シューズ・フットウェア
管理人をフォローする
ベベナビ
タイトルとURLをコピーしました