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JASPOサイズが原因?股下の長いジャージが見つからない理由

スポーツウェアのサイズ

機能性の高さや着心地の良さから、本来のスポーツ用途以外にも

部屋着や街着などで重宝されるジャージですが

身長の高い方や脚の長い方にとっては少し厄介な存在かも知れません。

実は、ジャージに代表されるスポーツウェアは

カジュアルウェアやフォーマルウェアと比べてサイズに自由度が無く

特に、股下の長いトールサイズのジャージは殆ど流通していない

と言っても過言ではありません。

社会人になると、ジャージを公の場で着ることが極端に減るため

別に無くても平気では?と思うかも知れませんが

勤め先の催し、お子さんの学校行事、地域の集まりなど

意外にジャージ姿を求めらるシュチュエーションも多く

普通よりも体格やスタイルの良い方が油断していると

直前になって、着られるジャージが見付からない…

といった事態に陥りかねないのです。

無視できないJASPO規格の影響

なぜ、十分に股下の長いトールサイズ仕様のジャージが見つからないのでしょうか?

理由は単純で、ジャージだけでなく国内で販売されているスポーツウェアの大半が

日本スポーツ用品工業協会ことJASPO(ジャスポ)の定める

JASPO規格で決められたサイズに則って生産されているからです。

 

成人男子 SS S M L O XO 2XO 3XO
身長 157~163 162~168 167~173 172~178 177~183 182~188 187~193 192~198
チェスト 81~87 85~91 89~95 93~99 97~103 101~107 105~111 109~115
ウエスト 67~73 71~77 75~81 79~85 83~89 87~93 91~97 95~101

 

成人女子 SS S M L O XO
身長 147~153 152~158 157~163 162~168 167~173 172~178
バスト 74~80 77~83 80~86 83~89 86~92 89~95
ウエスト 55~61 58~64 61~67 64~70 67~73 70~76

 

上の二つがJASPO規格の男女別サイズ表(cm)で

例え海外メーカーのスポーツウェアであっても

国内で販売される製品はこのサイズ表に合わせて製造されています。

しっかりと規格化されているので、どのメーカー、どのブランドであっても

サイズさえ同じなら体にジャストフィットするといった

カジュアルウェアには無い利点があるのですが

逆にいえば、メーカーやブランド別にサイズ面で個性の出る余地が無く

トールサイズ仕様のウェアが必要な場合は

特殊サイズを受け付けているメーカーにわざわざ注文しなければなりません。

さて、上の表を見てお気付きかと思いますが

ボトムスのサイズで重要なレングス(股下丈)の数値が全く見当たりません

JASPO規格に数値が無いならレングスはどうやって決めているの?と疑問に思いますが

身長の数値を元に、日本人の股下比率を参考にして決められている様です。

股下比率は『股下丈÷身長×100』で求められ、日本人の平均は44~45%です

成人男子のLサイズの場合なら、身長178×股下比率0.45=80.1

レングスは約80cmとなり、市販されているLサイズジャージの股下丈は

メーカー別に僅かな差異はあるものの、殆どの製品で一致します。

前述の通り、規格で定まっている故に利点も多いのですが

仮に、長身で細身の方がウエスト78cmでレングス85cmのジャージが欲しい場合では

全く対応できなくなり、ウエストに合わせてサイズを選ぶと寸足らずに

レングスに合わせてサイズを選ぶとウエストがぶかぶかになってしまうのです。

標準で短めなスポーツウェアのレングス(股下丈)

ジャージなどのスポーツウェアは自由度に乏しい

JASPO規格に則って作られていることがわかりましたが

他にもサイズ選び方そのものが障害になってしまう場合もあります。

良くある間違いとして、カジュアルパンツやフォーマルパンツと

同じ感覚でサイズ選びをしてしまう点が挙げられます

用途にも寄りますが、ジャージなどのスポーツウェアは

シューズとの干渉や足回りのバタつきを抑えるために

最初からレングス(股下丈)が若干短めに設計されています。

スポーツ用途としてジャージと似た用途で使われるジョガーパンツや

裾リブ仕様のスウェットパンツのサイズ感が参考になり

カジュアルウェアでレングス84cm前後のパンツを着用している方なら

ジャージ・ジョガーパンツ・スウェットはそれよりも

5cm程度はレングスが短くても差し支えありません

アンクルパンツと同様にくるぶし丈でスニーカーやスポーツシューズと

相性の良いレングスになっていることが多く

裾幅の狭いパンツほどその傾向が強くなります。

股下の長いトールサイズジャージの入手法は?

さて、JASPO規格による縛りを嘆いていても埒が明かないので

ここではトールサイズジャージを手に入れるための

抜け道や裏技的な方法が幾つか紹介します。

 

【1】カジュアルブランドのジャージを探す

【2】インポート物のジャージを探す

【3】ニッセンでジャージを探す

【4】スポーツスラックスを活用する

【5】介護用ジャージを活用する

 

簡単にまとめると、上記の様な5つの方法があり

共通するのは非スポーツウェアまたは準スポーツウェアなため

杓子定規にJASPO規格に則る必要が無い点です。

【1】と【2】は単純にカジュアルウェアや海外の製品なら

JASPO規格の縛りを受けないという理由ですが

私の経験上どちらの場合もサイズ的に満足できることは稀で

例えアメリカ製のジャージであっても

ワンサイズ分レングスが底上げされる程度です。

【3】はトールサイズ服の取扱いで有名な『ニッセン』を利用する方法で

取扱いに安定感こそありませんが、Slattgir.(スラットジール)と呼ばれる

レディース向けトールサイズブランドから、春夏の季節商品として

トールサイズジャージが販売されることがあります。

【4】のスポーツスラックスはレフェリー/レフリースラックスとも呼ばれ

その名の通り競技用ではありませんが、ジャージと同等の機能性を備えています

見た目はジャージとスラックスの中間くらいで

裾直しが出来るようにレングスが長めに作られています。

股下が長いジャージが無い…そんな時は介護用を探すべし!!
探しても中々見つからないトールサイズのジャージですが、実はスポーツ用よりも介護用の方がサイズが充実しています。ボトムスにはメンズ・レディースを問わず股下丈の長いパンツが多く、素材や機能性も本格的なジャージやスポーツウェアと比べて遜色ない仕上がりです。

【5】の介護用ジャージですが、当然の事ながらJASPO規格の縛りを受けていません

機能性もスポーツ用ジャージと比べて遜色なく

自分で裾上げをする『裾フリー/股下フリー』タイプと呼ばれる

初期状態で股下90cmほどもあるジャージが存在しています。

介護用ということで、カラーリングがパステル寄りであったり

裾幅がスポーツ用ジャージと比べて広いなどの欠点もありますが

最近は製品が増えて選択肢が豊富になり、これらの欠点が補われつつあります。

まとめ

以前はスポーツ専用のジャージにもトールサイズ規格の製品や

裾フリー/股下フリーの製品があったのですが

現在はSSKの野球用ウォームアップパンツや

オンヨネのトレーニングパンツが若干長めの作りになっている程度です。

代用品を選ぶなら介護用ジャージで間違いはありませんが

『JASPO規格で作られていない製品』という視点で探せば

トールサイズのジャージやスポーツウェアが

今よりも見付けやすくなるのではないでしょうか。

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