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サイズや使用感は?スケッチャーズ『スリップインズ』を履いてみた

サイズや使用感は?スケッチャーズ『スリップインズ』を履いてみたイメージ01

ここ数年、ちょっとした外出や普段履きには、メレルのジャングルモックを愛用しています。

既に三代目となり、この靴以外はもう考えられない……

そんなふうに思っていたのですが、その価値観が揺らぐ出会いがありました。

既に履き始めてから四年目となり、いつもの如く足入れ口のゴムがダルダルに伸びてしまい、そろそろ買い替えの時期が迫るジャングルモック。

次のワンマイルシューズも、特に悩むことなくジャングルモックに決める予定でいたのですが、不満が全く無いわけではありません。

この靴の持つ多くの利点と比べると些細なことでしょうが、ジャングルモックは一部のモデルを除いて通気性に乏しく、夏場に履くと大変蒸れるのですよ。

また、これは私に限ったことかも知れませんが、ジャングルモックを長時間履き続けたり、いつもより長めに歩いたりすると、足の小指がアッパーに擦れて痛みが出るといった症状も。

最近はジャングルモックにもバリエーションが増え、通気性に優れる「JUNGLE EVO/ジャングルエボ」なんてモデルもあるのですが、外観がイマイチ私の好みにそぐいません。

さて、ここからが本題。

本当に偶然でしたが、休日のショッピングモールで気まぐれに試し履きした「スケッチャーズ」のスリッポンが予想外の好感触。

ジャングルモックと同様に、手を使わずに履けてしまう「スリップインズ」というシリーズで、蒸れづらく足当たりもソフトなニット製アッパーという至れり尽くせりな仕様。

コイツなら、私のちょっとした不満も解消してくれるのでは?

そう思わせてくれる心地良さを、スケッチャーズは持ち合わせていました。

その後、他社製の似たような製品を片っ端から試し履きしてみるものの、不思議とスケッチャーズほどの心地良さは得られず、気が付けばジャングルモックではなくスケッチャーズ「スリップインズ」が私の手元にありました。

ストレスフリーな履き心地!スケッチャーズ「Slip-Ins/スリップインズ」の詳細&サイズ感

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さて、一目惚れならぬ一履き惚れして購入したスケッチャーズですが、私が購入したのは「ULTRA FLEX 3.0 SMOOTH STEP/ウルトラ フレックス 3.0 スムースステップ」という、スケッチャーズのスリップインズシリーズとしては、少しお高めの上位モデル。

普段履きのワンマイルシューズとしてはもちろん、ちょっと長めの散歩やウォーキングも卒なくこなせるスポーティーなスリッポンで、アッパー・ヒール・インソールといった部分のフィット感やクッション性には目を見張るものがあります。

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スリップインズシリーズだけに、手を使わずにスルっと履ける「ハンズフリー」であることはもちろんですが、洗濯機での丸洗いにも対応しています。

私はアウトソールまで真っ黒なブラックカラーを選びましたが、暗い色は土埃が目立ちますし、仮に明るい色でも黒ずみ汚れが目立ってしまうので、気軽に丸洗いできるのは嬉しい仕様ですね。

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最大の売りとなっているハンズフリーですが、ヒール部分は開口しつつ芯のある作りになっていて、足を滑り込ませやすいような形状をしています。

ヒール部分は踏みたくても踏めないくらい硬質にできているので、踵を踏む癖のある方には間違いなく不向き。

また、サイドシルエットからもお察しいただけるように、アウトソールにはそこそこのボリュームがあり、スケッチャーズ公式によると約3.2cm厚とのこと。

何気に実寸だと4~5cmはあるので、身長アップや足長効果が得られるシークレットシューズ的な利点も。

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アッパー部分は通気性やフィット感に優れるニット製で、擦れやすい足先の部分はしっかりと補強されていました。

試し履きした時にも感じましたが、とにかく足当たりが良く、足の親指や小指にトラブルを抱えている方でも、圧迫感の無いソフトな着用感が得られます。

因みに、ニット素材でも靴下が透けてしまうような構造にはなっていませんが、防水機能や撥水機能の類は持ち合わせていないので、にわか雨や雨上がりで不安を感じる場合は事前に撥水スプレーを施すのがオススメ。

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靴底に目を向けると、アウトソールのパターンは至ってシンプル。

形状的にはタウンユース主体のワンマイルシューズといった面構えですが、その単純さ故に小石が挟まってしまうことも無く、歩行時の異音に悩まされずに済みそう。

意外なことに、アウトソールは硬めでしっかりと腰のある素材感でした。

他社製の類似品はマシュマロ的なクッション性をウリにしたものが多いですが、こちらはグミ的で粘りのある作り。

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アウトソールを屈曲させてみると、先端が曲がりやすい「先調子」でもなく、中央が曲がりやすい「胴調子」でもない中間的な性質。

スリッポンとしてはアウトソールが硬めに仕上がっているため、長距離の歩行でも疲れづらく、足底筋膜炎を患っている方なら足裏の負担が軽減されるかも知れません。

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アウトソールと対照的だったのがこちらのインソール。

スケッチャーズ エアクールドメモリーフォームというテクノロジーが使われ、モッチリとした質感でしっとりと足裏に馴染んでくれる印象。

粘りのあるアウトソールとの組み合わせにより、他社製とのスリッポンとは一線を画す着用感があり、私が試着時に感じた好感触の正体は、このインソールとアウトソールの相乗効果によるもので間違いなさそうです。

また、インソールの裏側には無数の穴が開いていて、湿気を逃し蒸れづらい作りになっていますが、流石に丸洗いの際はインソールを取外した方が良さそうです。

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試しに計量してみると、実重量は317gでした。

重量の大半がアウトソールに寄るものですが、重めのランニングシューズと同程度くらいでしょうか。

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最後に気になるサイズ感ですが、足長が27~27.5cmで足囲が25cm、ちょっぴり甲高気味の私はUSサイズで10、日本サイズで28cmを選びました。

また、こちらのモデルには2E相当のノーマル幅と、3E相当のワイド幅の二種類があり、今回は前者ノーマルを選んでいます。

アッパーが柔軟性に富むニット素材ということで、ジャストサイズの27.5cmでも、ワンサイズ上の28cmでも違和感が無いことを試着時に確認できていましたが、ブラックの在庫の関係で28cmに落ち着きました。

サイズ選びの目安はジャストサイズまたはワンサイズ上くらいを選ぶと失敗が少ないと思いますが、とにかく360度の全方向で足当たりがソフトなシューズなので、よほど特殊な足型でもない限り、イレギュラーな選び方はしなくても大丈夫です。

素足でもOK?スケッチャーズ「Slip-Ins/スリップインズ」の使用感

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早速、履き心地を確認するために、散歩を兼ねた慣らし履きに出発。

玄関先で、いきなりスリップインズの恩恵に与りますが、同じハンズフリーでもジャングルモックとは少しばかり毛色が異なります。

ジャングルモックは足入れ口の全周が硬質なレザー製アッパーなので、足を無造作に突っ込むだけですが、スケッチャーズは正面の半分がニット素材だけに、足入れを阻害するように機能しがち。

ですが、これは私の認識が間違っていただけで、そのまま躊躇なく足を突っ込むのが正解。

ストレッチ性の高いニット素材なので、やや強引に足入れをしてもアッパーが型崩れすることなく、スルリと足を飲み込んでくれます。

さて、このスケッチャーズですが……

季節は真夏、熱を帯びやすいブラックカラーでもシューズ内に蒸れを感じることはなく、親指や小指といった足の側面部分にも嫌な圧迫感は一切ありません。

再三指摘している通り、とにかく足当たりと足馴染みが抜群に良く、履き慣らし自体がほぼ不要という顛末。

私の経験上、これほど短時間で違和感なく馴染む製品は記憶になく、「これなら素足でも履けそう……」そう思えた初めてのシューズかも知れません。

ニット製アッパーの類似品は他にも数多ありますが、ヒール部分の作りには唯一無二な物があり、特にコンフォートピローと呼ばれるテクノロジーが、靴ズレ知らずなフィット感を生み出している印象。

ジャングルモックに感じていた二つの不満も解消さていて、ニットアッパーでは厳しい真冬以外なら、ヘビロテ間違いなしの良スリッポンでしょうか。

まとめ

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ニット製アッパーということで耐久性の評価はこれからになりますが、普段使いのワンマイルシューズとしてはもちろん、10km前後のウォーキングにも十分に使えるポテンシャルがある、そんな評価になると思います。

スケッチャーズの上位モデルは歩きやすさと足馴染みの良さを高いレベルで両立させている印象で、同じスリップインズシリーズにラインナップされている「ゴーウォーク」や「アーチフィット」等のウォーキング特化モデルも試してみたくなりました。

見た目だけ真似した安価な類似品も多いですが、気になる方は一度スケッチャーズを試し履きしてみては如何でしょう?

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