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街着でも使える?バルトロ強化版こと『ヒマラヤンパーカ』の感想

街着でも使える?バルトロ強化版こと『ヒマラヤンパーカ』の感想イメージ01

少し前の記事でノースフェイス最強アウターのひとつ『アンタ―クティカパーカ』について話題にしました。

今シーズンはアウターに散財し過ぎて、流石に打ち止めだと思っていたのですが…最後の最後で掘り出し物に出会ってしまいます。

アンタ―クティカパーカと迷った末に諦めた、もう一つのノースフェイス最強格アウターこと『ヒマラヤンパーカ』が、運良くセール価格になっているではありませんか!

我ながら、こんなにアウターばかり買ってどうする気なの?と呆れ気味ですが、気になったアウターは片っ端から試してみて、そこから使い勝手の良いアウターを取捨選択していくのが私のスタイル。

気が付けば、何の迷いもなく購入していましたが、まさか今シーズン中にノースフェイスのツートップと呼べるアウターを、両者ともレビューすることになるとは思ってもみませんでした。

さて、私情まみれの前置きが長くなりましたが、今回は定番人気のバルトロライトジャケットの上位互換とも呼ばれる『ヒマラヤンパーカ』の詳細や使用感、サイズの選び方について話題にしてみます。

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バルトロの上位互換『ヒマラヤンパーカ』の詳細&サイズ感について

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早速ヒマラヤンパーカの仕様を見ていきますが、私が購入したのは2021FWモデルの型番ND91921、カラーはフレアオレンジ(FL)です。

街着用として合わせやすいブラックが一番人気だそうですが、ガチの雪国で使うなら視認性が良くモノトーンな雪景色にも映える、ちょっと派手目の色が好みですね。

外観はバルキーにしたバルトロライトジャケットというのが最もしっくりくる表現で、一度ヒマラヤンパーカのボリュームを体感してしまうと、バルトロが嫌でも貧相に見えてしまうほど。

中綿にはCLEANDOWN光電子900 PROが使用され、ダウン76%、フェザー4%、複合繊維20%の構成。ノースフェイスはフィルパワーが非公開なことが多いですが、フラグシップモデルだけに900FPと銘打たれています。

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ヒマラヤンパーカもアンタ―クティカパーカと同じく極地対応を謳っていますが、こちらの素材は無印のゴアテックスではなく、GORE-TEX INFINIUM/インフィニアムが採用されています。

インフィニアムはゴアウインドストッパーの後継にあたる素材で、無印ゴアテックスと比べて防水性に劣るかわりに衣類としての着心地やしなやかさに優れます。

ヒマラヤに代表される8000m級の高地では雨が降らないため、こういった割り切った仕様になっていますが、インフィニアムでも耐水レベルの機能性はしっかりと備えていて、小雨やみぞれなどの悪天候時でも特に問題なく着用可能。

因みに、無印ゴアテックスのアンタ―クティカパーカは1900g超と激重ですが、ヒマラヤンパーカは1240gと長時間着用しても疲労感の出づらい重量です。

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中綿がたっぷり封入されたフードは登山用ヘルメットに対応し、バルトロよりも大きめな作りです。

当初はヘルメット無しだとガバガバかも…と不安に思っていたのですが、実際は大き過ぎず小さ過ぎずなサイズ感で、正面から強風に煽られた程度ならフードを剥がされることもありません。

また、正面と背面の二箇所にあるドローコードでフードのフィット感も調節可能で、流石にフラグシップモデルのサミットシリーズだけに、雪国の地吹雪にも過不足なく対応してくれます。

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フードが大き目なせいかバルトロよりも首の正面側にゆとりがある印象で、バルトロを着用した際に感じていた、ジップを上端まで閉めた際の窮屈感やフラップが顎に干渉する感覚が薄くなっています。

不思議と街着寄りなバルトロよりもこの部分の着用感に優れていて、フロントジップを若干下げた際にも襟が綺麗に整ってくれました。

また、首の裏側には定番のダウンチューブがしっかりと設けられていて、保温と共に冷気の侵入もシャットアウトされます。

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バルトロはもちろんのこと、アンタ―クティカパーカと比べても突出しているのがフロントジップのフラップ部分でしょうか。バルトロは左右フラップの二重構造でしたが、ヒマラヤンパーカは左右フラップ×2の四重構造という念の入れ様。

風の侵入を許さないのはもちろんのこと、フラップにも大量封入された中綿がコールドスポット化をしっかりと防いでくれます。

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ポケットの仕様や配置もバルトロによく似ていて、胸部のポケットは止水ジップ仕様。

因みに、画像右側のポケットには通信機のアンテナを出すための穴が備わっていて、画像左側のポケット付近には用途不明のDカンがあります。

Dカンはバルトロと差別化できるちょっとしたアクセントにもなり、私は曇ったアイウェアを一時的にぶら下げておく用途に使っています。

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腰部ポケットは内側がフリース地にはなっていないものの必要十分で、ハンドウォーマーポケットとしてしっかり機能してくれます。

手袋の併用が大前提のアンタークティカパーカとは異なり、ヒマラヤンパーカはごく一般的な位置にポケットが備わっていて、手袋なしでも気兼ねなく外出できるのが嬉しいところ。

街着でも使える?バルトロ強化版こと『ヒマラヤンパーカ』の感想イメージ10

言い忘れていましたが、フロントジップは上からでも下からでも開閉できるダブルジップ仕様。内側には大方の内ポケットが二つ備わっています。

因みに、内ポケットは濡れた手袋を乾かしたり飲み物を凍らせないようにする目的で使い、それ故に大き目のサイズで作られているとのこと。

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フラップ部分と並んでバルトロと決定的に違うのがコチラの袖部分です。

ベルクロ留めになっている点は共通していますが、内部がギャザー仕様になっていて、ベルクロで手首をいちいち絞らなくても、ある程度までなら冷気の侵入を防いでくれます。

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さて、最後は気になるサイズ感についてです。

私自身、購入前の下調べで最も悩んだ点ですが、ヒマヤランパーカのサイズはバルトロライトジャケットと比べて、1~2サイズ分大き目の作りになっていました。

私は過去にバルトロのLサイズを着ていたことがあり、ヒマヤランパーカは余裕を持たせてMサイズを購入する予定でいたのですが、お目当てのサイズは既に欠品。

結局、不安を抱えつつも2サイズ下のSサイズを購入しましたが、これが大正解でした。

私は身長180cm強の痩せ型で、普通に考えるとSサイズでは無理のある体型です。ですがノースフェイスのサイズ表で比較すると『バルトロLサイズ ≒ ヒマラヤンSサイズ』とほぼ同じ寸法なため、ジャストフィットで着用できました。

また、Sサイズを平置きした際の実寸は以下の通りで、測り方にも寄りますがカタログ値よりも身幅が控え目な傾向です。

【身幅】60cm
【着丈】73cm
【裾幅】58cm
【肩幅】53cm
【袖丈】64cm

前述の通り、バルトロの該当サイズよりも1~2サイズ下が適正ですが、サイズを小さくし過ぎると袖丈が短くなってしまう点にだけは注意しましょう。

私と同じSサイズを選ぶなら、身長180cmくらいの方が袖丈に違和感の出ない上限となり、体型は痩せ型から中肉中背くらいの方が丁度良く着られます。

また、お尻が半分くらい隠れるような着丈が好みなら、サイズダウンはワンサイズ分くらいまでに留めておきましょう。

余談ですが、ダウンジャケットをオーバーサイズで着ると内部に余計な空間ができてしまい、ダウン本来の機能が発揮されません。

正直、これだけ機能性の高いダウンだと重ね着を考慮する必要が全くありませんから、インナーを薄着にして出来るだけ体が密着するようなサイズがおすすめでしょうか?もちろん平地で使う場合に限りますが。

街着では暑すぎる?ヒマラヤンパーカの防寒性について

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さて、私は北国住まいなのでガンガン着ちゃってますが、ヒマラヤンパーカの防寒性や街着としての適性についてちょっとだけ触れておきます。

結論からいえば、私が今まで着用したアウターの中で一番の暖かさでした…マジで。

過去に、ノースフェイスの『バルトロライトジャケット』や『アンタ―クティカパーカ』、モンベルの『ポーラーダウンパーカ』、パタゴニアの『フローズンレンジパーカ』など、防寒性に定評のあるアウターを何着か試した経験がありますが、暖かさに限っていうと間違いなくヒマラヤンパーカが最強です。

サイズが適切で体温を効果的に蓄熱できたという点も貢献していますが、兎に角コールドスポットの少なさに感心し『羽根布団にくるまったまま外出』を地で行く暖かさを堪能できます。

同じノースフェイスのアンタ―クティカよりも軽量で着心地が良く、ハンドウォーマーポケットも活用できるため、完全にアンタ―クティカの出番が無くなってしまいました。

また、『暖かさに限って…』という含みのある言い方をしましたが、過去に着用したアウターに唯一及ばなかったのがフード部分の作りですね。これに関してはモンベルの『ポーラーダウンパーカ』が優秀過ぎるだけで、特に欠点がある訳ではありません。

気温0度で対決!『バルトロ』VS『ポーラーダウン』はどちらが暖かい?
人気のノースフェイス『バルトロライトジャケット』とコスパ最強のモンベル『ポーラーダウンパーカ』を徹底比較。低温・強風時に感じた長所や短所、気になるサイズ感や着こなし方など、レビューの少ないポーラーダウンをメインに感想をまとめています。

続いて、街着としての適性ですが…ぶっちゃけ気温0度前後ないし氷点下が当たり前のように続く地域でもない限り、大抵はオーバースペックとなるでしょう。

実際に屋外で着用してみると、気温0度でも風が弱く晴天ならフロントフルオープンでも余裕、暖房弱めの屋内施設なら常にフロントフルオープンが基本でした。同じ気温0度でも、5m/s前後の風が出てきてようやくフロントジップを首元まで上げるくらいでしょうか。

冬場に気温0~5度くらいで穏やかな天気が続くような地域では、羽織物としてしか役立ってくれませんから、無理にヒマラヤンパーカを選ばずに素直にバルトロを選びましょう。

まとめ

セール価格に釣られて半ば衝動買いのように購入したヒマラヤンパーカですが、珍しく後悔のない買い物になりました。

定価だと中々手の出しづらい高額アウターですが、ポリウレタンなどの劣化しやすい素材が殆ど使われておらず長く愛用できるため、中古や旧モデルを狙うのも一つの手でしょうか。

近頃は人気が出過ぎて街中で人と被ることが多くなったバルトロの代用として、極地登山用のヒマラヤンパーカを選ぶ方も増えているそうですが、お住いの地域の気候を加味した上で1~2サイズ小さめを選ぶことをオススメします。

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