冷感素材で夏を乗り切れ!オススメの『冷涼Tシャツ』あれこれ

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日本の夏は蒸し暑い…だからこそ、サマーシーズンに着る服には人一倍こだわりたい!こういった方も多いのではないでしょうか。

さて、夏に大活躍するファッションアイテムの定番といえば『Tシャツ』です。近年は昔ながらのコットン製Tシャツ以外にも、様々な特徴を備えた機能性Tシャツが続々と登場し、夏の蒸し暑さを和らげる手助けになってくれます。

着た瞬間に素肌にヒヤッとした冷たさを感じる『接触冷感Tシャツ』などが特に有名ですが、この手のTシャツの大半はただそれだけの効果しか発揮してくれず、炎天下の屋外や大量の汗をかくシュチュエーションにはひたすら無力です。

私自身、真夏でもウォーキングやサイクリングを欠かしませんが、少しでも涼しくなるならどんなものでも試してみたいというのが本音でしょうか。

そこで今回は、接触冷感素材や吸汗速乾素材のTシャツから一歩進んだ機能性を備えた、夏用ハイテクTシャツにスポットを当ててみます。

私が実際に使用したことのあるTシャツ、購入候補に上ったTシャツ、ちょっと気になるTシャツ、といった物がメインになりますが、各々の目的や用途に合わせたオススメの冷涼Tシャツが見付かるかも知れません。

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用途・目的別で選ぼう!冷涼Tシャツの種類と乳首透けについて

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さて、実際の冷涼Tシャツを紹介する前に、冷涼Tシャツの種類や特徴について軽く触れておきましょう。

私の知る限り、夏用の機能性Tシャツは四つのタイプ・機能に大別されます。

【1】UVカットや遮熱機能によって暑さを緩和する製品【2】接触冷感または特殊な冷却素材によって効果が持続する製品【3】吸汗速乾性と気化熱によって冷感をもたらす製品【4】メッシュ生地などで通気性に優れる製品、大雑把にまとめるとこんな感じになりますが、冷涼感を売りにした機能性Tシャツはこれらの特徴を複数備えている場合が多いですね。

それぞれの機能には得手不得手があり、炎天下や直射日光で高い効果を発揮してくれる反面、湿度の高い環境ではイマイチ効果を発揮してくれなかったりと、用途や状況に合わせて使い分ける必要がありますが【4】の通気性に関しては割とオールマイティに使える印象です。

続いて、夏用Tシャツで涼しさと同じくらい気になるのが地肌が透けてしまうことや乳首が浮いてしまうことです。

シンプルな白Tシャツや薄手の速乾Tシャツなどでよく起こり、巷ではこれを防止する目的でベージュ色のユニクロ『エアリズムインナー』を重ね着する手法が紹介されていますね。

ですが、冷涼Tシャツは汗の水分を冷却に利用している物が多く、重ね着は冷却機能を台無しにしかねません。夏空に映えるホワイト系カラーが制限されてしまうのは残念ですが、地肌が透ける明るめのカラーを選ぶ際はくれぐれも注意しましょう。

余談ですが、白Tシャツは6オンス前後から透けづらくなる傾向があります、夏用Tシャツは4.6オンス以下の物が多く大半がこの基準を満たしません。白Tシャツ一枚でも透けないようにするには、夏場でもヘビーオンスの製品を選ぶという、罰ゲームみたいな覚悟が必要です。

Foxfire/フォックスファイヤー『コカゲシールド』

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トップバッターはアウトドアメーカーFoxfire/フォックスファイヤー『コカゲシールド』Tシャツです。

このTシャツは生地に特殊セラミック繊維を使用して遮熱性を高め、特に直射日光による温度上昇に高い効果を発揮してくれます。

最大で衣服内温度マイナス3度が期待できるそうで、湿度がそれほど高くない炎天下での使用に向いています。素材はポリエステル100%で速乾性は十分、質感もコットン風でカジュアルなデザインも多いので、普段使いに向いている冷涼Tシャツといえるでしょうか。

肌に感じる冷感はほぼゼロ、通気性も普通のTシャツと同程度ですが、直射日光からの紫外線や熱線から体を守りつつ、カジュアルからスポーツまでシムーレスに使えるのが魅力ですね。

Columbia/コロンビア『オムニフリーズゼロ』

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お次もアウトドアメーカーの冷涼Tシャツ、Columbia/コロンビア『オムニフリーリーズゼロ』Tシャツです。

普段使いからスポーツ用まで使える立ち位置はフォックスファイヤーと同様ですが、こちらのTシャツは生地の肌面に汗と反応して冷却効果を発揮する、特殊な冷却剤がプリントされています。

OMNI-FREEZE ZERO/オムニフリーズゼロと呼ばれる技術が使われ、接触冷感のように冷たさが一瞬だけでなく、汗の水分がある限り持続的に冷却効果を発揮してくれるのが売りですね。

生地にはポリエステル100%とコットン混紡の二種類があり、通気性と速乾性は製品毎にバラツキがある印象ですが、スポーツ用に使うなら化繊オンリー、カジュアル用ならコットン混紡がオススメです。

大半のアウトドア用Tシャツと同様にUVカット機能は備えていますが、特に遮熱性は高くなく肌面の冷却剤がメインの冷涼Tシャツとなります。

冷却剤を使ったTシャツは、冷蔵庫に入れておいたTシャツのような冷たさ期待しがちですが、当然のことながら、そこまで冷えることはあり得ません。

普通のTシャツと比べて数度だけ温度が低く感じるというのが真実ですから、過度な期待はしないでおきましょう。

Marmot/マーモット『アセントハーフスリーブ』

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またまたアウトドアメーカーのTシャツ、Marmot/マーモット『アセントショートスリーブ』Tシャツです。

ショートスリーブとロングスリーブが毎年リリースさせるマーモットの定番商品で、ぶっちゃけ冷涼Tシャツとしての特徴は他社製と比べると見劣りします。

最低限のUVカット性を備えたベーシックな機能性Tシャツとなり、Climb Skin Meshと呼ばれるマイクロメッシュ素材が抜群の吸水速乾性と通気性を発揮してくれます。

通気性の良さは他の冷涼Tシャツと比べて頭一つ抜けた感じで、デザインもシンプルなので使い勝手が良いです。小技に頼らず基本機能で涼しさを追求した冷涼Tシャツといった印象ですが、メッシュ生地なのに地肌が透けづらいという隠れた利点も見逃せません。

特に画像左のグレーカラーは実際に見ると白に近いライトグレーとなり、一枚で着てもギリギリ透けない絶妙な匙加減になっています。

通気性に優れるメッシュ素材だけに風との相性が良く、夏場のランニングや登山、自転車用などに重宝する冷涼Tシャツかも知れません。

SIVIL/シビル『クールコア』

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結構有名なのでご存知の方も多いと思いますが、SIVIL/シビル社がライセンスしている『クールコア』Tシャツも冷涼Tシャツの最右翼ですね。

数年前に濡らして振るだけで冷たくなるタオルとして有名になりましたが、そのCoolCore/クールコア生地をそのままTシャツに使用した製品です。

普通のTシャツと比べて速乾性に優れるスポーツ用Tシャツを更に上回る速乾性を誇り、その際に生じる気化熱を利用することで、最大マイナス10度の冷却効果が見込めます。

汗の水分がある限り冷却効果が持続し、直射日光による熱や体に浴びる風のどちらかがあれば、安定した冷却効果が得られそうですが、額面通りのマイナス10度は流石に盛り過ぎですね。

とはいえ、実際の使用者からの評価は悪くなく冷涼Tシャツではトップレベルの実力なのは間違いありません。

試しに使ってみたい…と素直に思える冷涼Tシャツなんですが、残念ながらこのクールコアTシャツにはバリエーションに乏しいという致命的な欠点があります。

日本国内ではコンプレッションインナー系の製品が殆どで、Tシャツ類が数える程しかありません。気化熱を利用するのにインナーメインでは効果薄では?と疑問に思ったのですが、どうやら空調服との相性が良いらしく、そういった用途で重宝されているそうです。

数少ない選択肢はROCKY/ロッキーとLIFEMAX/ライフマックスの2ブランドだけとなり、どちらもタグ以外に大きな違いはありません。カラバリは黒・紺・白の三色のみで、生地の質感はテカテカで安っぽく、化繊丸出しなのが痛いです。

一番使えそうな白色ですが、恐らく透けてしまうので覚悟して使うか使い捨てのニップレスを併用しましょう。今のところ黒や紺色をスポーツ用や作業用として割り切って使うのが一番かも知れませんが、遮熱性に乏しいので黒系カラーには不安が残りますね…いろいろと惜しい感じではありますが、使い方の難しい冷涼Tシャツというのが素直な感想でしょうか。

ONYONE/オンヨネ『フリーズテック』

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最後を飾るのがこちら、ONYONE/オンヨネ『フリーズテック』Tシャツです、前述したクールコアTシャツでまともな製品を探している際に偶然見つけました。

スポーツウェアメーカーのオンヨネ製だけに本来はベースボール用ですが、冷涼Tシャツとしてはほぼ全部入りの贅沢な機能性が魅力です。

肌に触れる生地内側にはFREEZE TECHと呼ばれる最大マイナス1.4度の冷却剤がプリントされ、生地外側にはHyglater reflect/ハイグレーターリフレクトなる最大マイナス3度の熱線反射素材が使われるなど、今まで紹介した冷涼Tシャツの長所を上手い具合にミックスしている印象ですね、おまけにメッシュ地で通気性も抜群です。

どうやらアンダーウェアとして使うのがメインらしく、残念ながらTシャツ類は画像左のセパレートカラーの製品のみです。ですが、インナータイプはピッチリとしたコンプレッションタイプ(画像右)の他にサイズ感に余裕のあるタイプ(画像中央)も用意されているので、こちらはTシャツとしても活用できるかも知れません。

カラバリは黒・白がメインとなり、こちらは生地が薄くメッシュ地なので白は確実に地肌が透けます。幸い遮熱製の高い生地なので黒を選んでも心配は無さそうですが、透けまくりな白はインナーにだけ使った方が無難ですね。

機能面ではクールコアTシャツと双璧になりそうな製品ですが、こちらもスポーツ用途以外では使い方が難しいですね…ジリジリと焼ける炎天下の日でも湿度が高い蒸し暑い日でも、一定の冷却効果を見込めるのは嬉しいですが、もう少しだけカジュアル寄りな要素が欲しかったです。

本当に涼しい?ONYONE/オンヨネ『フリーズテックTシャツ』の感想

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さて、心惹かれる冷涼Tシャツの中から今回はほぼ全部入りのオンヨネ製フリーズテックTシャツを購入してみました。

購入前は何で上下別カラーのセパレートになっているんだろう?と疑問に思っていたのですが、これは単純に透け防止が目的のようですね、色が暗いと粗目のメッシュ地でも地肌が見えません、白い部分は予想通りもろ透けでした。

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クールコアの最大マイナス10度には及びませんが、生地の裏表合わせて最大マイナス4.4度の冷却効果があります。

当然そのまま体感できる筈はありませんから、過度な期待をしてはいけません!普通のTシャツよりも温度上昇を数度だけ抑えてくれるという認識が妥当ですね。本当にこれだけ冷たくなったらエネルギー革命が起きちゃいます。

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割と控えめですが、スポーツウェア特有のロゴマーク兼リフレクターは右肩・裾・首裏の三箇所にあります。

カジュアル寄りな用途では邪魔にしかなりませんが、このくらいならギリギリ許容範囲ですね、気になる方は『Bigman 強力ペイントマーカー』のブラックあたりで、はみ出さないように塗りつぶしてしまいましょう。因みに普通の油性マジックだと紫外線で直ぐに色あせするので注意!

さて、どれくらいの冷涼感があるのか早速試してみよう!ということで、気温33度、湿度65%、風速4m/s、くもり時々晴れの天気の中、風を感じやすい自転車を利用して30kmほどぶらぶらしてみました。

例によって袖を通した直後は風通しの良いTシャツ程度の感覚です、通気性の高さから普通に走っただけでもそこそこ涼しいのですが、しばらくすると汗をかきやすい背中・胸元・脇の部分に冷たい感覚がありました。

当然のことながら劇的に冷たいということは無く、衣類用冷感スプレーの効果が弱まった時に感じる、ほんのりとした冷たさといった感じでしょうか。

更に走り続けると、肌面の冷却効果と外側の遮熱効果の相乗効果からか、Tシャツを着ている上半身だけが涼しい感覚があり、薄手のパンツを履いている下半身はもちろん、素肌を外気や日光に晒している両腕よりも涼しく感じます。

結構な量の汗をかきましたが、生地が肌にべったりと張りつくような不快感は一切なく、冷却効果も相まって普通のコットン製Tシャツとは確実に一線を隔す使用感でした。

自転車による風の影響でハッキリとした効果を感じたのかも知れませんが、予想していたよりも涼しかったぜ♪というのが正直な感想です。

最後に、唯一気になったのが遮熱性の部分です。気温33以上で強い日差しを浴びるとTシャツの黒い部分にそれ相応の熱を感じました。直射日光を浴びた背中部分の汗が乾き気味だったこともありますが、やはり透けても白色がベストなのでしょうか。

ほぼ全部入りの冷涼Tシャツですが、欲をいえばクールコア並みに気化熱を利用できれば完璧でしたね、とはいえ素肌よりも涼しく感じたのは確かなので意外にこのTシャツは長袖タイプの方が涼しいのかも知れません。

まとめ

夏にオススメの冷涼Tシャツを紹介してみましたが、機能性が高くなるほどカジュアルな用途からは遠ざかってしまう…というのが厄介ですね。

カジュアル用で涼しいTシャツが欲しいならフォックスファイヤーやコロンビア製、スポーツ用にと割り切って使うならクールコアやフリーズテックといった選択になるでしょうか。

記事中でも再三触れましたが、くれぐれも過度な期待はしないようにしましょう、実際に感じる冷感は精々使い終わった冷えピタくらいの効果です。体感できない程度でも確実に体温を下げてくれることに感謝するのが正解ですね。

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